カチューシャの名前の由来
なぜヘアバンドではなくカチューシャ
日本ではC字型のヘアバンドが一般にカチューシャという名称で呼ばれています。世界のどこの国でもこの名称でC字型のヘアバンドを呼ぶ国はないことから日本独自の名称といえるでしょうね。このカチューシャというC字型のヘアバンドの名称が付いたかといえば、大正時代に大流行した松井須磨子が演じたトルストイの長編小説『復活』の演劇の主人公の名前、カチューシャに因むといわれています。この劇中で松井須磨子がそのようなC字型のヘアバンドを着けていたわけではなく、単に劇中歌カチューシャの唄の大ヒット共にカチューシャ人気にあやかった商品名が起源だとされています。このカチューシャという商品名はもともとは登録商標であったものの、後に一般名詞化した。そういう意味でも日本固有の呼称であることは理解できますね。その名前の由来はともかく、宣伝効果というもの自体は当時からよく考えられていたことにも成りますが、それにしてもその時代から今も変わらずに女性のファッションに取り入れられているカチューシャという商品も息の長い商品だと言えます。当時の流行語であったカチューシャの名前を付けただけではココまでのロングセラーというか、ヘアバンドの総称でもあるような商品でいること自体は驚くべきことでしょう。服装自体は年代での変化も大きいのですが、こういった小物に関しては時にはカチューシャのように長い期間を経ても主力でいることもあるのですね。